中山クリニック内視鏡センター西明石

【明石市の専門医が解説】大腸カメラは痛い?鎮静剤(麻酔)で眠っている間に終わる当院の無痛検査とは

掲載日:2025.09.02(最終更新日:2025.09.02)

大腸カメラ」と聞くと、「痛そう…」「苦しそう…」と感じる方も多いでしょう。
 
しかし、医療技術の進化により、現在では鎮静剤(麻酔)を使った「無痛検査」が一般的になりつつあります。
 
このコラムでは、大腸カメラ検査への不安を解消し、なぜ検査が必要なのか、そして「痛くない」検査がどのように実現されているのかを、わかりやすく解説しますね。
 
 

————目次————
1.大腸カメラってなぜ必要なの?🤔
2.大腸カメラは本当に「痛い」の?その原因と対策は?😟
3.眠っている間に終わる!鎮静剤(麻酔)を使った「無痛検査」とは?😴
4.大腸カメラ検査の準備:食事と下剤について🍚💊
5.検査当日の流れと所要時間⏰
6.検査後の注意点と大腸カメラ後食事について🍎
7.気になる大腸カメラの費用は?💰
8.安心して大腸カメラを受けましょう!💖
9.Q&A:よくある質問💡
10.引用文献

1.大腸カメラってなぜ必要なの?🤔

大腸カメラ検査の最大の目的は、大腸がんの予防と早期発見です。
 
日本では、大腸がんは年々増加傾向にあり、女性のがん死亡原因の第1位、男性でも第3位と、非常に身近な病気です [1]
 
初期段階では自覚症状がほとんどなく、症状が出てからでは進行しているケースが多いため、「早期発見・早期治療」が命を守る鍵となります。特に40歳以上の方や、血縁者に大腸がんの既往がある方、便潜血検査で陽性反応が出た方などは、定期的な検査が推奨されます。
 
大腸カメラを受けるだけで大腸癌のリスクを格段に下げることが出来るのです。🌟
 

大腸カメラは本当に「痛い」の?その原因と対策は?😟

大腸カメラ 痛い」というイメージの原因は、腸の曲がりくねった形状や、検査中に注入する空気によるお腹の張りなどが挙げられます 。
 
しかし、当院では、大腸を伸ばさずに挿入する「軸保持短縮法」という技術や、鎮静剤(麻酔)の使用、炭酸ガスの送気など、痛みを最小限に抑える工夫を凝らしています
 
適切な対策と熟練した医師の技術があれば、安心して検査を受けることができるのです👍。
 

眠っている間に終わる!鎮静剤(麻酔)を使った「無痛検査」とは?😴

鎮静剤(麻酔)を使った検査は、ウトウトと眠っているような「うたた寝」に近い状態で検査を受けることができます
これにより、検査中の痛みや不快感をほとんど感じることなく、気づいたら検査が終わっていた、という感覚で受けていただけます。
 
鎮静剤には、
痛みの軽減
不安の軽減
検査中の記憶が残らない健忘効果
 
などがあり、安全性も確立されています。
 
ただし、検査後の回復時間が必要なことや、当日の車の運転ができないなどの注意点もあります。
 
 

大腸カメラ検査の準備:食事と下剤について🍚💊

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検査の精度を高めるためには、事前の準備が非常に重要です。
 
特に「大腸カメラ前日 食事」は、消化の良いものを摂ることが大切です。
おかゆやうどん、豆腐などを中心に、食物繊維の多い野菜や脂肪分の多い肉類は避けましょう。
 
また、「大腸カメラ 下剤は、腸の中を完全にきれいにするために不可欠です。
指示に従い、リラックスして服用しましょう。
 
 

検査当日の流れと所要時間⏰

●タグ

検査当日は、来院後、検査着に着替え、希望者には鎮静剤を投与します。
検査自体は15~30分程度ですが、鎮静剤を使用した場合は、検査後に1~2時間程度の回復時間が必要です。
 
全体としては、2~3時間程度の時間をみておくと良いでしょう。
検査後は、医師から結果説明があります。🗓️
 
 

検査後の注意点と大腸カメラ後食事について🍎

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検査後は、お腹の張りや、鎮静剤による眠気が残ることがあります。
食事は、おかゆやスープなど消化の良いものから少量ずつ始め、徐々に普段の食事に戻していきましょう。
 
特にポリープを切除した場合は、1-2日間は食事制限や運動制限が必要です。
何か気になる症状があれば、すぐに当院にご連絡ください。(当院は24時間電話対応しています。)📞
 
 

気になる大腸カメラの費用は?💰

大腸カメラ 費用は、医師が必要と判断した場合、基本的に健康保険が適用されます。
大腸カメラ 費用3割負担の場合、検査のみであれば約5,000円~10,000円、ポリープ切除を行うと20,000円程度が目安です。
 
鎮静剤の使用も、保険適用となります。
ご自身のケースについては、ぜひクリニックにご確認ください。💰
 
 

安心して大腸カメラを受けましょう!💖

●タグ

「大腸カメラ 痛い」というイメージは過去のものです。
 
当院の大腸カメラ検査は、熟練した医師の技術と鎮静剤の活用により、苦痛なく、眠っている間に終えることが可能です。大腸がんの予防・早期発見のために、ぜひ当院で安心して検査を受けてみてください。🌈
 
 

Q&A:よくある質問💡

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Q1: 大腸カメラは毎年受けるべき?

A1: 異常がなければ2~3年に1回、ポリープ切除後は1~2年に1回が目安です。医師と相談して決めましょう。

Q2: 検査中にポリープが見つかったら?

A2: その場で切除可能です。切除したポリープは病理検査で詳しく調べ、今後の治療方針を決定します。👍

Q3: 検査後の運転は大丈夫?

A3: 鎮静剤を使用した場合は、当日の運転は絶対にできません。送迎や公共交通機関などを利用してください。🚗💨
 
 

引用文献

  1. 国立がん研究センターがん情報サービス. がん統計. https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html